下水管の清掃は、定期的に必要なものです。どんな下水管であってもほうっておけば詰まってきます。定期的な清掃ですが、簡単な道具で短時間のうちに出来るものですから、こまめにしておくのが必要になります。そうでないなら、下水道の配水管や枡が詰まってしまうことになります。長年のつまりは、なかなか厄介です。下水道管のつまりは、固まると取るのが大変になります。手に終えないこともあり、その場合、業者に頼んですることになります。
つまり取りの道具としては、ワイヤー、ブラシ、水道のホース、高圧洗浄機、割り竹などが用いられます。ただし、通常の清掃では、火箸でこまめに、汚水枡のごみや異物を取り除き、ホースで水を流すということで事足ります。つまりをなくすために定期的に汚水枡を清掃し、排水溝や排水管をきれいにすることが大切です。
下水道管のつまりでは、大雨が降った後などに、詰まりがちだった下水道管が完全に詰まってしまったということが多いです。大雨によって、普段のつまりの他にも、枯れ葉屋やナイロン袋などの異物が排水管に入って詰まってしまい完全にふさがったということが原因になるようです。下水道枡は詰まりだすと、そこに、汚泥が一層溜まりやすくなります。それが、だんだん固まってしまいには、完全に出口をふさぐ形になるのです。こうしたつまりを清掃するのは大変です。
まず、取れる範囲で、枡のごみや汚泥を取り除きます。その後、高圧洗浄機が用いられることが多いですが、それでも、らちがあかないことがあります。そうなれば、ワイヤーを突っ込んで、同時に高圧の水で洗い流すという方法が取られます。この際に注意しなければならないのは、下流に異物を流さないようにすることです。大きな異物を流すと、下流の下水管内でまた詰まることになってしまいます。
排水管の長さにもよりますが、2mぐらいの長さなら、割り竹を使うのも効果的です。下水道管のつまりを防ぐためには、定期的な清掃に加えて、ごみを流さないようにすることも大切です。台所や風呂場からのごみが問題となることが多いようです。それで、排水口にネットを取り付けてごみを濾すなどの工夫をして下水道のつまりを未然に防ぐことができます。